「日本酒の保管って、冷蔵庫でいいの?」
と悩んだことはありませんか?
実は、日本酒の香りや味わいを長くキープするためには、
マイナス5℃前後での保存が理想的。
この記事では、日本酒専用冷凍庫を使った家飲みスタイルを紹介しつつ、その理由やメリットをわかりやすく解説します。
日本酒好きなら知っておきたい、保存の新常識です。
日本酒専用冷凍庫、導入のきっかけ
我が家では、日本酒をコレクションしています。
最初はキッチンの冷蔵庫に保管していました。
が、だんだんスペースを圧迫してきて、妻は
「はよ飲んで!」
という無言の圧をかけてくるように。
そこで、日本酒をとことん楽しむためにも、思い切って専用冷凍庫を購入することにしました。
日本酒に最適な保管環境
実は、日本酒の保管に最適とされている温度が「-5℃」だというのをご存じでしょうか?
「冷えすぎじゃない?」
と思われるかもしれませんが、この温度がベストとされるには、きちんと理由があります。
酸化や劣化を防げる
日本酒はとても繊細なお酒。
光や温度変化によって、香りや味がすぐに変化してしまうことも。
しかし、-5℃という低温に保つことで、
酸化や劣化のスピードをぐっと抑えることができます。
凍らずに保管できるギリギリのライン
日本酒のアルコール度数は13〜16%ほどあるため、-5℃では基本的に凍りません(※ただし種類によっては注意が必要)。
つまり、凍らせることなく、安定した低温で保管ができる絶妙な温度なのです。
生酒や無濾過原酒にぴったり
火入れ処理をしていない「生酒」や、旨味が濃厚な「無濾過原酒」などは特に劣化が早め。
だからこそ、-5℃での保管が推奨されています。
常温や家庭用冷蔵庫(約4〜10℃)では不安…という方には、専用の日本酒冷凍庫が心強い味方になります。
おすすめの冷凍庫
我が家では、色々と調べた結果、容量100リットルの冷凍庫を購入しました。

こちらの商品です👇
似たような冷凍庫がありますが「三温度帯」と書いてあるものを選んでくださいね。
中には−5度の設定が出来ないものもありますので、間違えないようにお気をつけください。
容量が100Lのものは、横にすれば、720mLの瓶が35本程度入るかと思います。
縦に並べると大体25本程度入ります。
購入してすぐに瓶を収めた時の写真がこちら👇です。

当時が10本程度でしたが、まだまだ余裕がありました。
(ここからどんどんコレクションが増えていきました。)
容量違いもあります。
保管したい量、冷凍庫を置くスペースに応じて選んでくださいね。
見た目のオシャレ感はありませんが、シンプルなので、飲んだ日本酒のラベルを貼り付けてデコレーションを楽しんでいます。

購入にあたって色々と調べましたが、この冷凍庫が手頃で実用的かと思いました。
オシャレ冷凍庫
こんなのダサくて嫌だ!インテリアの一部にしたい!
という場合は、こんなの👇はいかがでしょうか?
お値段は張りますが、最低温度がマイナス2度で、細かい温度設定も可能。
ワインセラーとしても使えるようです。
庫内の温度モニタリング
そして、温度設定は最適な温度で管理したいので、温度計で24時間モニタリングしています。
これで大体−5〜−3度くらいを保っていることを確認できます。
(ここまでしなくて良いかもしれません)
おすすめの温度計はこちらです👇
実際に使ってみた感想
実際に日本酒専用冷凍庫を導入してみた感想をお伝えします。
美味しい
適切な温度で冷やして管理しているので、とにかく美味しいです。
下手すれば、日本酒専門のお店で飲むよりも美味しいです。
日本酒の味は、温度で決まると言っても過言ではないのではないかと感じています。
品質が落ちない
一つ目と重複する部分もありますが、特に生酒は特に鮮度が命です。
購入後、急いで飲まなくても、作りたての味を保ち、飲みたいタイミングで開栓できます。
そして、無理して一度に飲み切らなくても、−5度で保管すれば美味しさを保てます。
スペースの確保がラク
日本酒が冷蔵庫からなくなることで、庫内がすっきりします。
そして、専用冷凍庫はキッチンに限らずどの部屋にでも置けます。
スペースの問題も少ないのではないかと思います。
我が家はウォークスルークローゼットに置きました。
デメリットがあるとすれば、、、
場所の確保は必要
とにかく家が狭いという方には実現が難しいかもしれません。
なんとしても置く!という方は、廊下の一角でも置いてしまいますが、家族の理解が必要ですね。
誤操作NG
ご紹介したレマコム冷凍ストッカーには、「急速冷凍モード」のスイッチがあります。
これを押した日には−20度まで下がってしまいます。

そうなると瓶が破裂して、、、全滅不可避です。
絶対に押すことのないようにご注意ください。
こんな方におすすめ!
家飲みの楽しみをもっと豊かに
冷凍庫ひとつで、日本酒の楽しみ方がガラッと変わります。
温度にこだわるだけで、日本酒のポテンシャルを最大限に引き出せるので、家飲み派には本当におすすめ!
お気に入りの日本酒を、ベストな状態で保存してみませんか?
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